ヤマハ幼児科に入会したら自宅練習はするべき?
うちの子はちゃんと練習できるかしら?
ヤマハ音楽教室の幼児科は年中さんと年長さんのクラスで、5月開講クラスで入会するお子さんのほとんどは4歳児です。
やんちゃ盛りの4歳児、そして仕事や兄弟の育児で毎日忙しい保護者の方。
毎日しっかり練習をするのは難しい!というご家庭も多いのではないかと思います。
わが家には2021年春に当時年中で幼児科に入会した娘がいるのですが、自宅での練習方法を試行錯誤の末、現在1~2日に1回、1回15〜30分程度の練習が定着しました。
幼児科の自宅練習に悩まれている保護者の方の参考になればいいなという気持ちを込めて、わが家流の自宅練習方法をお話したいと思います。
- 幼児科の自宅練習ができるか不安な方
- 幼児科に入会後、なかなか自宅練習が進まない方
- 他の家庭ではどのように練習をしているか知りたい方
自宅練習は必要?
幼児科では「レッスンで新しい曲と出会った感動」を大切にしているため予習よりも復習に重きを置くように、と説明されます。
鍵盤での演奏はレッスン時間内で習得するのはさすがに難しいので、自宅での復習練習が必要です。
厳しいレッスンではないので必死に練習しないとレッスンについていけないということはありませんが、自宅で練習をして課題曲を弾けるようになるとレッスンがより楽しくなります。
レッスンが楽しいと感じられれば新しい曲(難しい曲)にも意欲的に取り組めるようになるので良いこと尽くし!
また、幼児科はグループレッスンなので一人のお子さんがレッスンでつまずくとそれだけ時間を要します。
そのような事態にならないためにも「全く自宅練習をしない」という状況は避けたいところです。
基本的に「復習」だけでいいので、短時間の自宅練習でもそこそこ弾けるようになります。
自宅練習で長時間拘束されないのは何かと忙しい親としては嬉しいです。
いつから練習を始めるのがいいの?
1回目のレッスン後から練習を始めるのがベストだと思います。
ぷらいまりー①の初期は「ドドドー」や「ドレドー」など簡単な曲が続きます。
新しい習い事を始めてテンション高め。しかも少し練習すれば完璧に弾ける♪
「練習をしたら上手に弾けた」という成功体験が自宅練習のハードルを下げてくれます。
この時期から自宅練習を習慣化することができれば、この先難しい曲になったときにも抵抗なく練習に取り組めるようになります
わが家の練習方法「ぷらいまりー① 前半」
DVD教材を活用
幼児科は予習不要と前述しましたが、曲に慣れ親しめるようにDVDだけは曲を選ばずにかけ流しました。
レッスンで新しい曲が出てきたときに「あっ!この曲知ってる!」と娘のテンションを上げることができたので、初期のDVD掛け流しは効果があったなと感じています。
入会初期の頃は「新しい場所」「新しいメンバー」「知らない曲」に娘が緊張して萎縮してしまっていたので、娘の緊張をほぐしたくて意図的にDVDを活用して知っている曲を増やしました。
指の分離練習
DVDにも収録されているゆびともだちという曲で自宅でたくさん指の分離練習をしました。
娘はできないことがあると「頑張ってできるようになりたい」ではなく「もうやめたい」と考えてしまう傾向が・・・
レッスンでゆびともだちを初めて歌った時、指が思うように動かせていなくて涙目になっている娘を見て「これはまずい!」と思い自宅で練習を始めました。
お風呂や寝る前など、時間があるときにゆびともだちを歌いながら2人で何度も練習をして、なんとかスムーズにできるようになりました。
はじめの2ヶ月くらいは、とにかく娘のモチベーションが下がらないようにと気をつかいました。
鍵盤練習
鍵盤の練習は少なくても2日に1回は行うようにしました。
この時期は曲が短いので5〜10分の練習でも「今日も練習頑張った!」と達成感を味わうことができ、また簡単な曲なので上達も早く、楽しく練習をすることができました。
練習のタイミングは保育園から帰宅してすぐ!
夢中になっている遊びを中断させるのは至難の技なので、遊び始める前に練習を終らせる戦法です。
また、わが家では電子キーボードを使って自宅練習を行なっています。
普段はリビングで練習をしていますが、持ち運びが可能なのでその日の気分で練習場所を変えています。
なんだか楽しそうなのでこんな練習もOKとしています
わが家の練習方法「ぷらいまりー①後半〜ぷらいまりー②」
メロディーを一緒に歌う
ぷらいまりー①の後半ランランピクニックあたりから、「全音符」「2分音符」「全音符」などが出てきて段々難易度が上がってきます。
リズムを身につけるために、保育園の行き帰りやお風呂でドレミで繰り返し一緒に歌いました。
初めて両手同時に弾くはとどけいという曲では、私が右パートで娘が左パートと言うようにパート分けをして一緒に歌って練習しました。
これで予想以上の効果が得られました!
※「きく→うたう→ひく→よむ」というのがヤマハ幼児科メソッドです
鍵盤練習
ぷらいまりー①の後半あたりから1回の練習時間は15分ほどに。
ぷらいまりー④中盤の現在でも長い時で1回あたり20〜30分、普段は15分ほどです。
この程度の練習でもレッスンではつまずかずにそこそこ弾けています。
短時間でも毎日積み重ねていくことが大事なのかなと感じています。
1曲あたり1回は通しでまじめに練習、その他は以下の媒体を使ったりして自由に練習しています。
ヤマハ公式アプリ「オンプモン」を活用
コロナ禍での家庭練習応援アプリと銘打っているオンプモン。
曲を弾くことでモンスターをやっつけてアイテムを集めるというゲームです。
娘はアイテムを増やすために一人で集中して練習をしていることも多いです。
細かく小説を区切って練習が進むので、遊んでいるつもりなのにいつの間にか曲が弾けるようになっていて効果的なアプリだなと感じています。
「オンプモン」は期間限定アプリで2022年4月末で終了してしまうそうです
悲しすぎる・・
※2022年5月5日現在もオンプモン利用可能でした!
「オンプモン」の操作方法はヤマハの先生に聞いてみて下さいね。
ヤマハ公式の練習動画を活用
コロナ禍で、体調不良や感染予防のためにお休みされるお子さんがチラホラいます。
娘も数回お休みしたことがありますが、レッスンについていけなくなることがとても不安でした。
そんな不安を払拭してくれたのが、公式の練習動画です。
ヤマハ音楽教室の公式HPに練習動画が掲載されていて、お休み期間はそれを見ながら自宅で練習をしました。
私自身が鍵盤楽器が苦手なので、動画でレッスンを受けられるのはとてもありがたかったです
この動画の存在を知ってからは、通常の自宅練習でも時々活用しています。
番外編:ヤマハごっこ
わが家の5歳児はごっこ遊びが好きなお年頃。
「ヤマハごっこ」も時々開催します。
娘が先生で私が生徒。
レッスンで先生が子どもたちに教えているように私にも教えてくれます。
じゃあ、先生が弾いたあとに同じように弾いてくださいねー
はーい
指が違いますよ、そこは3の指です
はーい、すみませーん
てな感じで小節ごとに区切って曲の弾き方を教えてくれます。
練習のモチベーションが上がるならと、ちょっと面倒ですが(汗)時々一緒に「ヤマハごっこ」で遊んでいます。
まとめ
- 「ゆびともだち」で指の分離練習をしっかり行っておくと鍵盤練習の導入がスムーズ
- 練習は1回目開始後から始めるのがベスト
- 1回の練習時間は短くてもOK
- 簡単な曲のうちに練習習慣をつけておくと難しい曲になった時にも抵抗なく練習可能
- 練習に飽きてきたら「オンプモン」で遊んでみるのも効果的
レッスン開始直後で曲が簡単&テンションの高い時期から少しずつ自宅練習を始めるのがポイントかなと思います。
初期のうちに自宅練習の習慣をつけておくと、そのうち自分一人でも練習ができるようになります。
一人で練習できるようになると親もとっても楽になりますよ。
以上、わが家の自宅練習方法をお話しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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