こどもちゃれんじEnglishってどんな教材?
効果はあるのかしら?
わが家ではこどもちゃれんじEnglishをほっぷ(年少)すてっぷ(年中)と2年間受講し、この春3年目に突入します。
これまで2年間受講したところ、他の英語教材との併用で相乗効果が得られました。
この記事では、こどもちゃれんじEnglishとはどのような教材なのか、どのような方におすすめなのか、実際どんな効果があるのかについて話していきたいと思います。
・0歳~:のんびり中古DWE(ディズニー英語)
・年少~:こどもちゃれんじEnglish
・年中~:しまじろうTalk(オンライン英会話)
・年中~:のんびりABCmouse(タブレット教材)
こどもちゃれんじEnglishってなに?
こどもちゃれんじEnglishとはベネッセの幼児用英語通信講座です。
各コース3月開講で2ヶ月に1回奇数月に教材が届きます。
- 各コースの料金表
コース名 | 一括払い(1回あたり) | 毎回払い(2カ月毎) |
---|---|---|
ぷち(1-2歳) | 17,598円(2,933円) | 3,263円 |
ぽけっと(2-3歳) | 17,598円(2,933円) | 3,263円 |
ほっぷ(年少)全6回 | 20,856円(3,476円) | 3,806円 |
すてっぷ(年中)全6回 | 20,856円(3,476円) | 3,806円 |
じゃんぷ(年長)全7回 | 24,332円(3,476円) | 3,806円 |
※こどもちゃれんじEnglishのみ受講の場合は料金が異なります
2カ月に1回の教材なので1カ月あたりの教材費は2,000円以下です
一般的な英会話教室が1万円程度することを考えると安すぎます!
【オプション講座】オンライン英会話しまじろうTalk
こどもちゃれんじEnglishでは、すてっぷ(年中)とじゃんぷ(年長)受講者向けに、有料オプションで「しまじろうトーク」というオンライン英会話講座も用意されています。
しまじろうトークはこどもちゃれんじEnglishと連動した内容になっているので、教材で習得した内容を実際に会話で使用する練習ができ、効果的なカリキュラムになっています。
お馴染みのしまじろうが出てくるので楽しく受講できます
2年分の教材をご紹介
毎回届くこどもちゃれんじEnglishの基本のセット内容は、主に次の4種類です。
- DVD
- 絵本(冊子の教材)
- エデュトイ(学習用のおもちゃ)
- 保護者用ガイド
これまでの2年間で実際に届いた教材を紹介したいと思います
ほっぷ(年少)教材
ほっぷの特徴
語彙数:870語
学びのゴール:英語の意味を理解して口に出して言う
まなび:日常生活で使える英語、知育の英語(数、形、色)、身近な語彙(食べ物、生き物)、アルファベットの形
※こどもちゃれんじEnglish公式サイトより(2022年度版)
クイズや復唱で楽しみながら身近な英語に慣れていくという教材になっています
教材内容(2020年度版)
ほっぷ講座は1年を通して大きく3つのプログラムで構成されています。
- 「英語で知育」プログラム
- 「英語を口に出す」プログラム
- 「アルファベット」プログラム
①「英語で知育」プログラム
ほっぷのDVDでたびたび登場するキュリオスというキャラクターのエデュトイです。
操作がとても簡単なので、年少さんでもひとりでスイスイ遊ぶ(学ぶ)ことができます。
娘はなかなか「形」が言えませんでしたが、繰り返し遊んでいるうちにいつの間にか言えるようになっていました
② 「英語を口に出す」プログラム
録音再生機能付きのマイクで、両面の機能が違います。
「歌」機能の面と、「お話」機能の面の2面構造になっています。
こちらの面は、絵本とマイクが連動していて、絵本に書かれている数字をマイクで押すとそのページの住人と話しができるようになっていて、
「What’s your name?」「My name is ・・・」の繰り返し練習ができます。
このマイクと9月号の絵本が娘の一番のお気に入りでひとりで延々と遊んでいました
③ 「アルファベット」プログラム
ほっぷ講座ではアルファベットの形を学ぶというカリキュラムがあります。
そこで登場するのが「アルファベットピアノ」です。
ピアノ面は「A~P」裏面は「Q~Z」のアルファベットのゲームができるようになっています。
このアルファベットのキャラクターはDVDにも登場します
DVDでは迷子になったアルファベットを助けるストーリーなので、娘の中で迷子キャラとして確立しているようで、遊び方が独特です
すてっぷ(年中)教材
すてっぷの特徴
語彙数:713語
学びのゴール:164語の英単語を聞いてわかる、約20フレーズを日常生活で話す、 アルファベットを読む・書く
まなび:簡単な英語でやりとりする(I want ..! / More, please!など)、簡単な文を、まねして言う、アルファベットにふれる
※こどもちゃれんじEnglish公式サイトより(2022年度版)
すてっぷ講座からは英語での会話には欠かせない「英語フレーズ」が出てきます
教材内容(2021年度版)
スティッピーペン
2021年度のすてっぷのメイン教材はスティッピーペンという音声ペンです。
すてっぷ講座では毎号違うテーマのスティッピーペン対応のスティッピーブックが届きます。
ここで注目していただきたいのが、スティッピーブックはタッチして音声を聞けるだけでなく、ゲーム(問題)形式になっている点です。
スティッピーペンは「聞く→復唱する」だけではなく、「聞く→考える」力もつけてくれます
ろくおんフォン
スマホ型の英語教材です。
一緒に届くメニューブックを使い、ひとりでお店屋さん(デリバリー)ごっこができます。
ほっぷ講座は「あいさつ」や「物の名前(単語)」がメインだったのに対し、すてっぷ講座は「話す力」が付くよう、少しステップアップした内容になっています。
わが家ではこどもちゃれんじEnglishの効果を最大限に活かしたいと思い「しまじろうTalk」も併用しています
2022年度からすてっぷ講座の教材が一新します。
これまでじゃんぷ(年長)の教材だった「My English Pad」が導入され、「スティッピーペン」や「ろくおんフォン」などのこれまでのエデュトイが無くなるようです。
メリットとデメリット
- 気軽に自宅で英語学習ができる
- 料金が比較的安い
- 難易度が高くないので楽しく学べる
- 年齢に合わせたカリキュラムが組まれているので取り組みやすい
- エデュトイを使用し遊び感覚で一人で学習できる
- 定期的に新しい教材が届くのでマンネリ化を防ぐことができる
- 定期的に新しい教材(エデュトイ)が届くので物が増える
- 2カ月に1回の教材なので学べる量が少ない
- この教材のみでは英語学習の習慣化が難しい
- オールイングリッシュではないのでバイリンガルを目指したい方には不向き
教材内容はそこまで濃いものではなく、DVDには日本語がたくさん出てきます。
そして、こどもちゃれんじEnglishの到達目標自体がそこまで高いものではないため、バイリンガルを目指すというような本気の英語教育には向いていないでしょう。
1回に届く教材はそんなに多くないので、エデュトイの増加については私はそんなに気になりませんでした。
こどもちゃれんじEnglishはこんな方におすすめです
- 小さいうちから英語に触れる時間を作りたい
- 英語に興味を持ってもらいたい
- 楽しく英語を学んでもらいたい
しまじろうが好きなお子さんにはさらに効果を発揮するでしょう
娘が2年間受講して得られた効果
勉強というよりは遊びの感覚で楽しんで英語が学べるこどもちゃれんじEnglishは、娘を英語好きにしてくれました。
その結果、放置気味だった他の英語教材にも興味が向くようになり、娘の英語力は今も向上中です。
際立って英語力を向上させてくれる教材ではありませんが、「英語を好きになる」ことで英語学習への意欲がUPしました
以上、こどもちゃれんじEnglishについてお話しました。
わが家ではこの教材にとても満足していて、娘の希望もありじゃんぷ(年長)も継続予定です。
未就学児の英語教材を検討されている方の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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