わが家には2016年5月生まれの娘がいますが、1歳になる年の2017年4月から1学年先取りの「ぷち」を受講スタートしました。
紆余曲折ありましたが、現在はじゃんぷ2年目受講中です。
現在「じゃんぷ思考力特化コース」を受講していますが、これまでの積み重ねのおかげでこの「難教材」にスムーズに取り組むことができていると感じていています
結果的には先取り受講をしてよかったと感じていますが、先取り受講には様々なデメリットもあります。
この記事では、これまでの5年間を振り返りこどもちゃれんじを先取りするメリットやデメリットについてお話したいと思います。
2016年5月生まれ
- 2017年度 ぷち
- 2018年度 ぽけっと
- 2019年度 ほっぷ
- 2020年度 すてっぷ(総合コース)
- 2021年度 じゃんぷ(総合コース:基礎+応用)
- 2022年度 じゃんぷ(思考力特化コース)
「先取り受講を決める前に必ず知っておくべき重要事項」を終盤に載せましたのでよかったらチェックしてみてください
こどもちゃれんじの年齢別受講コース
まず、こどもちゃれんじの年齢別受講コースの整理をしていきましょう
年齢【学年】 | 受講コース |
---|---|
【4/2時点で0歳】 ・6ヶ月未満 ・6ヶ月~11ヶ月 ・1歳~1歳11ヶ月 | 「ベビー」 ・特別号 ・6ヶ月号~11ヶ月号 ・1歳号~1歳11ヶ月号 |
【4/2時点で1歳】 1歳~2歳 | 「ぷち」 |
【4/2時点で2歳】 2歳~3歳 | 「ぽけっと」 |
【年少】 3歳~4歳 | 「ほっぷ」 |
【年中】 4歳~5歳 | 「すてっぷ」 |
【年長】 5歳~6歳 | 「じゃんぷ」 |
生後6か月から講座スタート。2歳になる年の4月号から「ぷち」、それまでは「ベビー月齢号」の受講が推奨されています。
※6か月号の受講を条件に、6か月未満のお子さん対象に特別号が用意されています。
極端な話をすると「ぷち」の場合、3月生まれのお子さんは1歳1ヶ月、4月生まれのお子さんは2歳で受講スタートとなります
わが家が1学年先取りをした経緯
娘は5月生まれなので、2017年4月時点ではまだ0歳。
4月のタイミングでスタートするには「ベビー11ヶ月号」が推奨されていました。
ただ「ぷち」の教材サンプルDVDを楽しそうに見ているし、あと1ヶ月すれば1歳に。
年間ラインナップをチェックの上、十分対応できるなと判断して1学年先取りの「ぷち」を受講スタートしました。
一番の理由は、しまじろうパペットが早く欲しかったからです
1学年先取りスタートになってしまったので、そのままの流れで5歳(年中)まで1学年先取り受講を続けることになりました。
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先取りによるメリット/デメリット
「ぷち」の場合
全コースの中でメリットもデメリットも一番大きく感じたのは「ぷち」でした。
正直、「ぷち」を先取りするメリットは保護者の都合によるものであり、お子さんへのメリットはあまりないかなと思います。
内容的には歌ったり遊んだりするだけなので、先取りをせず学年通りに受講しても十分楽しめたと思います
- しまじろうのパペットが届く
- 「ベビー月齢号」にはないDVD教材が届く
- 「ベビー月齢号」よりも凝った内容のエデュトイが届く
※しまじろうは「ぷち」から登場します
親の勝手な都合なのですが、
仕事復帰で自分に余裕がなく、エデュトイで集中して遊んでくれたり、一人でDVDを見てくれている時間ができて非常にありがたかったです
「ベビー月齢号」は教材が少なく保護者と一緒にという要素が大きいので、子供1人でも遊べる教材の入っている「ぷち」の先取りはわが家の事情にぴったり。
また「教材」として作成されているDVDなので、罪悪感なく映像を見せることができました。
しまじろうなどのキャラクターにもドハマりしたので、私的にはこの時期に「ぷち」を始めてよかったと思っています。
DVDもエデュトイも特に問題なく楽しめました
- 絵本教材の内容が少し難しい
- 成長段階に合わない教材もある
特に絵本教材は少し難しい部分もありました。
例えば「ぷち」にはシール貼りのページがあるのですが、
シールを貼る事自体が楽しくて特に意味もなくぺたぺた貼ってしまい、教材としての意味を成さない時期もありました。
また「ぷち」からトイレカリキュラムが始まるのですが、トイレ教材が届いたのが7月号で娘は1歳2ヶ月でした。
さすがにちょっと早いので、トイレ教材はしまっておき、トイレトレーニング開始時に出しました。
成長に合わない教材は出さずに置いておき、時期を見て出すようにしていました
「ぽけっと」の場合
「ぽけっと」の先取りは「5月生まれ」の娘の場合、メリットがたくさんありました。
- 教材の内容が、娘の成長段階に合っていた
- この時期(年齢)で購入するであろうおもちゃが教材(エデュトイ)で届くのでおもちゃがどんどん増えるという事態を避けられた
「ぽけっと」の目玉教材は、「はなちゃんお世話セット」と「はてなんだ君(現:おしゃべりしまじろう)」だと思います。
熱心にはなちゃんをお世話する姿や はてなんだ君に集中している光景から、カリキュラムが娘の成長発達にドンピシャだったなと感じています
レジスターやお医者さんセットなど、「ぽけっと」ではごっこ遊びに必要なグッズが次々と届きます。
そのため市販のおもちゃを購入する必要がなく、短期間しか使用しないであろうおもちゃがどんどん増えるということを避けられ、お財布的にも優しかったです。
アンパンマンのお医者さんごっこのセット可愛い!でも家にあるから我慢我慢!
お店のおもちゃコーナーで、こんな葛藤と「私が」戦いました。
また、秋ごろからルール/マナーといったカリキュラムで「くつならべ、スーパー/レストランでのマナー、信号の約束」など、DVDで学ぶことができたのもよかったです
マナーにんじゃやライオンポリスが言っていることはびっくりするくらい良く聞いてくれたので親としても助かりました
- 「ぷち」ほどではないが成長段階に合わない教材もある
「ぷち」と同様、トイレトレーニング教材はリアルタイムでは使用しませんでした。
タイミングが来たらすぐに出せるようにしまっていました
その他は特に取り組みが難しい教材はありませんでした。
「ほっぷ」~「じゃんぷ」の場合
これまでは知育もありつつ社会性や生活習慣を身につけるカリキュラムがメインでしたが、「ほっぷ」から勉強の要素が入ってきます。
「ほっぷ」以降の教材は知的好奇心を刺激してくれる内容となっています
娘は毎回キッズワークが届くのを楽しみにしていました
- 少し難しい程度の教材を与えることで子どものやる気UPに
- まだ勉強の概念がないので遊びの延長で学習ができる
1学年先取りでDVDやエデュトイの使い方が難しいということはほとんどなかったです。
教材によってまだ難しいかなと思うものは一旦しまっておいて、「今だ!」というタイミングに出したりしていたので、逆に娘の成長にちょうど合わせた取り組みができたんじゃないかなと思います。
「ほっぷ」から始まった「キッズワーク」は易しめで量も少ないので、娘は楽しそうに取り組んでいました
- 同級生やそのママさんと話しが合わないことがある
- 学年の行事が合わないことがある
4月からしまじろうどうする?思考力特化コースがいいかなぁ?
こんな話がお迎えの時間に集まったママさんたちの中で繰り広げられることもあります。
変な誤解を生みたくないので、私はその話題には積極的には入らないようにしています
そして、幼稚園入園や、保育園で未満児クラスから年少クラスへの進級のタイミングが「ぽけっと」から「ほっぷ」への進級のタイミングとなります。
教材でもその進級の内容が出てくるので、先取りの場合は現実と教材の内容が合わない部分もあります。
これに関しては、「ほっぷ」に進級するタイミングで3つのコースが選べます。「保育園タイプ」を選択することで先取りによる学年のギャップを少なくすることができました
「じゃんぷ」特有のデメリット
これまでのデメリットに加え「じゃんぷ」先取りで感じた特有のデメリットは以下です。
- 小学校への入学準備の要素がとても強い
こちらは2022年じゃんぷ総合コースの年間ラインナップです。
小学校入学に備えたカリキュラムになっており、特に1月号以降はDVD教材はなく「こくごさんすうじゅんびワーク」が始まります。
12月号までは「すてっぷ」までの延長という感じでしたが、1月号からは完全に入学準備になっていきます。
ワーク自体の難易度はそこまで高いものではなく、これまでの積み重ねで問題無く取り組めていました。
娘は「かきじゅんナビ」やプログラミング教材「3WAYべんきょうマシン」が特にお気に入りで、集中して遊んで(学んで)いたので悪いことばかりではないのも事実です
こどもちゃれんじを先取り受講する前に絶対知っておきたいこと
年払い契約の方は要注意!
結論から言うと、年度途中で学年変更をする場合、「年払い契約」をしている方は損をします。
どういうことなのか、詳しく説明していきます
前述の通りわが家では「ぷち」から先取り受講をしていますが、じゃんぷ1月号以降が小学校入学準備講座になるので、
- 12月号まで「じゃんぷ総合コース」
- 1〜3月号を「すてっぷ思考力特化コース」
- 4月以降「じゃんぷ思考力特化コース」
という風に変更しようと考えていました。
しかし、公式サイトを見てみても、受講学年の変更方法が見つからず。
コールセンターに問い合わせてみたら以下の回答でした。
今の契約を一旦解除して、新しい契約を結んでいただく必要があります
年払いの場合、受講料が1ヶ月あたり500円、年間6,000円安くなるというのがメリットだったわけですが、年度途中で受講学年を変更すると、その時点で「その月までの受講分がすべて毎月払いの料金」になり、年払いした分から差額が返金されるということです。
- 1月から「すてっぷ思考力特化コース」に変更する場合
★ 年払いで「29,760円」払い込み済みの場合
4月号~12月号の料金「2,980円」×9ヶ月分=26,820円
年払い「29,760円」- 12月号までの「26,820円」=2,940円が一旦返金
つまり学年変更をすると、3月まで受講するためにあと「5,880円」支払う必要があるということです。
学年を越えた受講コースの変更は手続きが少々ややこしいので、「試しに先取り受講してみようかな」と思っている方は注意が必要です
デジタルワークが使えなくなる?!
そんなこんなで2021年度は「じゃんぷ総合コース」を続け、2022年4月から「じゃんぷ思考力特化コース」に変更をお願いしました。
契約手続き後、
デジタルワークができないよー!
という娘の訴えでデジタルワークが使用できなくなっていることが発覚(汗
またまたコールセンターに問い合わせ。
「同じ学年(じゃんぷコース)を来年度も継続」という契約による不具合だと考えられます
結局、2022年3月で一旦退会、2022年4月に再入会という手順を取ることになりました。
一旦退会という形になったので「4月入会キャンペーン」が偶然適用になって嬉しい面もありました
今後のベネッセのシステム改善に期待です!
まとめ
こどもちゃれんじは成長発達に合わせた教材カリキュラムになっているので基本的には学年通りの受講がおすすめです。
ただ、発達段階に合わせた適切な先取り受講ができればお子さんの可能性を広げることができるんじゃないかなと個人的には思います。
現在年長の娘は「じゃんぷ思考力特化コース」を受講していますが、これまでの積み重ねのおかげでこの「難教材」にスムーズに取り組むことができていると感じていています。
手続き面で面倒な点はありましたが、総じて先取り受講には満足しています。
こどもちゃれんじの先取り受講を検討されている方の参考になればうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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